糖尿病に用いる漢方薬について紹介します。

2020 5/14
糖尿病に用いる漢方薬について紹介します。

こんにちは、TBです。

今回は
糖尿病の場合の漢方薬です。

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前回と同じパターン!

糖尿病の場合の漢方薬は、
西洋薬との併用で、
主に自覚症状の改善
合併症の予防を目的として用います。

「めぐり」を良くしたり、
余分なものを排出させたり、
不足するものを補う効果がある
ので、
糖尿病の諸症状を改善させたり、
進行を防止する効果も期待できます。

この記事の内容
  • 白虎加人参湯
    (びゃっこかにんじんとう)について
    詳しく紹介
  • 八味地黄丸
    (はちみじおうがん)について
    詳しく紹介
こんな人に読んでほしい!
  • 漢方薬ついて、
    詳しく知りたい方
  • 糖尿病が気になる人
  • ドラッグストアをよく利用する人
目次(クリックで飛べます)

糖尿病の時の漢方薬は?

糖尿病に用いる漢方薬は、
代表的なもので2つあります。

  • 白虎加人参湯
    (びゃっこかにんじんとう)
  • 八味地黄丸
    (はちみじおうがん)

白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)

白虎加人参湯は、
余分な熱を下げながら、
うるおいをもたらす作用
があり、
強いのどの渇きと、
ほてりに効果のある漢方薬です。

体力中等度以上で熱感と口渇が強いものの、

  • のどの渇き
  • ほてり
  • 湿疹
  • 皮膚炎
  • 皮膚のかゆみ

上記の症状に用います。

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汗を
たくさんかく方にも!

白虎加人参湯に含まれる生薬

白虎加人参湯を構成する生薬

解熱、鎮静、消炎作用のある
セッコウ
健胃、滋養強壮作用のある
コウベイ
解熱、血糖降下、
抗消化性潰瘍作用のある
チモ
去痰、鎮咳、消化性潰瘍に良い
カンゾウ
健胃整腸、鎮痛、去痰、
駆風作用のある
ニンジン

白虎加人参湯は
熱を強力に下げる生薬
セッコウを中心に、
清熱と「うるおい」をもたらす
白虎湯
消化機能を亢進する生薬
ニンジンを加えたもの。

高熱で、からだが熱く、
多量の汗をダラダラかき
体力、体液を消耗し、
のどの「かわき」がひどい等の症状
適応する漢方薬です。

八味地黄丸(はちみじおうがん)

八味地黄丸は、
うるおいを与え、
身体を芯からあたため、
活性化する作用がある
漢方薬です。
のどのかわきや、
高血圧に伴う肩こり頭重
耳なりにも効果があります。

体力中等度以下で、
疲れやすく
四肢が冷えやすく
尿量減少、または多尿で、
ときに口渇があるものの、

  • 下肢痛
  • 腰痛
  • しびれ
  • 高齢者のかすみ目
  • かゆみ
  • 排尿困難
  • 残尿感
  • 夜間尿
  • 頻尿
  • むくみ
  • 高血圧に伴う随伴症状の改善
    (肩こり、頭重、耳なり)
  • 軽い尿もれ

上記の症状に用います。

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こっちの症状にも
関係するね!

八味地黄丸に含まれる生薬

八味地黄丸を構成する生薬

止瀉、緩下、利尿作用のある
ジオウ
利尿作用のある
ブクリョウ
止汗、強壮作用のある
サンシュユ
抗菌、駆お血作用のある
ボタンビ
滋養強壮作用のある
サンヤク
発汗、解熱、鎮痛作用のある
ケイヒ
利尿、止瀉作用のある
タクシャ
鎮痛、強心、利尿、
代謝促進作用のある
ブシ

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生薬が「8」種類
入っているから
「八味」地黄丸?

八味地黄丸は、
血液を補い、
消化器を強化する生薬
ジオウ、サンシュユ、サンヤク
余剰な熱を下げ、利尿をする生薬
タクシャ、ボタンビ、ブクリョウ
で、構成される六味丸
身体を芯からあたため、
基礎代謝を活発にする生薬
ケイヒ、ブシ
の2つを加えたものです。

基礎代謝が低下して発生する
下半身の冷えや腰痛、
排尿トラブルに適応する漢方薬です。

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冷えや血行不良が原因の
不妊症むくみなどにも
応用できる!

むくみについては↑こちらも。

漢方薬単独では
血糖値をコントロールできない。

漢方薬は、単独では
血糖値をコントロールする
治療はできません。

糖尿病は初期のうちは
症状が全くありません(見えません)が、
進行すると、動脈硬化
腎障害神経障害網膜症などの
合併症を併発するため、
漢方薬は西洋薬と併用して
自覚症状の改善や、
合併症の予防をメインの目的として
用います。

「めぐり」を良くしたり、
余分なものを排出させたり、
不足するものを補うことで、
糖尿病の諸症状を改善させたり、
進行を防止する効果が期待できます。

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お薬は、用法・用量を守って
正しくご使用ください。

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