こんにちは、TBです。
今回は
サンテPCとロートデジアイの比較記事です。
どっちも
ブルーライトのダメージケアの
効果を宣伝してるね!
実は最近、
パソコンに向かい合う時間が長いせいか、
目が痛くなることが多くなりまして。
そりゃ大変!
ブルーライトダメージに効果がある、と
外箱に書いてある目薬を
買ったのですが、
入っている成分が結構違うので、
比べてみることにしました。
ん?
ちょっとまて!
2つ買ったん?
……サンテPCを買って、
使った後に
どこかに行ったので、
(紛失したので)
ロートデジアイを
買い直しました。
(その後すぐ見つかりました)
……結果オーライ!
- サンテPCについて詳しく紹介
- ロートデジアイについて詳しく紹介
- 2つの違いと、実際使ってみた感想
- 目薬について、詳しく知りたい方
- ブルーライトダメージでお悩みの方
- ドラッグストアをよく利用する人
結論から言うと
オススメはサンテPC
ブルーライトダメージのケア、
という同じ使用用途でありながら、
この2つは結構
効果、作用に違いがあります。
どの方向から
ブルーライトダメージへのケアに
アプローチしているか、
という違いでもあるのでしょうが、
使ってみた感想も込みで、
登録販売者として、
また実際に両方使った
個人の感想も含めて
僕がオススメするとしたら、
サンテPC
の方です。
何で?
その理由を、
比較しながら説明していきます。
ブルーライトなどの光ダメージをケア
サンテPC
先攻は参天製薬のサンテPCです。
外箱には
ブルーライトなどの
光ダメージをケア[目の炎症・目の疲れに]
サンテPC外箱
と書いてあります。
清涼感度表示は
5段階中の3です。
真ん中!
ネットでのユーザーのクチコミ評価
(レビュー数:1件)
有効成分を見ると、
- ビタミンB12
(シアノコバラミン) 0.02%
毛様体筋の働きを活発にし、
目の疲れを改善します。 - コンドロイチン硫酸
エステルナトリウム 0.5%
涙の蒸発防止作用により、
目にうるおいを与えます。 - ビタミンB6(ピリドキシン塩酸塩)0.1%
目の組織代謝を活発にします。 - ネオスチグミンメチル硫酸塩 0.002%
ピント調節機能改善作用により、
目の疲れなどを改善します。 - タウリン 0.1%
目の組織代謝を活発にします。 - グリチルリチン酸二カリウム 0.1%
目の炎症を抑えます。 - クロルフェニラミンマレイン酸塩 0.01%
ヒスタミンの働きを抑え、
目の炎症・目のかゆみを抑えます。 - 塩酸テトラヒドロゾリン 0.03%
結膜(白目の部分)の
充血を抑えます。
とあります。
多くの有効成分が、
バランスよく配合されている感じですね。
ブルーライトダメージによる眼精疲労に効く
ロートデジアイ
後攻のロートデジアイ。
外箱には
ブルーライトダメージによる眼精疲労に効く
ロートデジアイ外箱
とあります。
また、
タブレットとスマホ、TV ゲーム機の
イラストが描かれていて、
その上に小さく
BLUE-LIGHT DAMAGE PROTECTION
ロートデジアイ外箱
とも書かれています。
箱上部には
スマホ・PCなどによる疲れ・炎症に
ロートデジアイ外箱
とあります。
僕の買った商品には
メーカーさんが付けていった
シールポップも付いていて、
そこには
ブルーライトダメージに効く
ロートデジアイ外付けPOP
有効成分最大濃度配合
と、書いてあります。
その横に小さく、
ほとんど見えない字で
※一般用眼科用薬製造承認基準の最大濃度配合
と書いてます。
シールが銀色なのもあって、
本当に見づらくて、
拡大鏡でも使わない限り
お客さんは絶対見えないし、
見ないと思うのですが。
…使ったな、
ハズキルーペ
清涼感度数は
5段階中の2です。
清涼感は弱め!
ネットでのユーザーのクチコミ評価
(レビュー数:4件)
売れてるのは
コッチかな?
- フラビンアデニンジヌクレオチド
ナトリウム
(活性型ビタミンB2) 0.05%
細胞の修復促進します。 - ネオスチグミンメチル硫酸塩 0.005%
ピント調節機能改善作用により、
目の疲れなどを改善。 - ナファゾリン塩酸塩 0.003%
血管収縮作用により、
目の充血を抑えます。 - タウリン 1%
目の組織代謝を活発にします。 - L-アスパラギン酸カリウム 1%
細胞呼吸を促進して目の疲れを改善。 - ピリドキシン塩酸塩
(ビタミンB6) 0.1%
目の組織代謝を活発にします。
こちらは有効成分は少し
少ないですが、
その分、
それぞれの成分の配合量が多い感じです。
サンテPCとロートデジアイ、
成分の比較
サンテPCとロートデジアイ、
成分の違いを比較してみました。
サンテPCの有効成分 | ロートデジアイの有効成分 |
---|---|
コンドロイチン 目にうるおいを与える。 クロルフェニラミンマレイン酸塩 目の炎症・目のかゆみを抑える。 グリチルリチン酸 目の炎症を抑える。 ビタミンB12 目の疲れを改善。 塩酸テトラヒドロゾリン 結膜の充血を抑える。 | 活性型ビタミンB2 細胞の修復促進する。 ナファゾリン塩酸塩 目の充血を抑える。 L-アスパラギン酸カリウム 目の疲れを改善。 |
ネオスチグミンメチル硫酸塩 0.002% ピント調節機能改善、 目の疲れなどを改善。 | ネオスチグミンメチル硫酸塩 0.005% ピント調節機能改善、 目の疲れなどを改善。 |
タウリン 0.1% 目の組織代謝を活発にします。 | タウリン 1% 目の組織代謝を活発にします。 |
これを見る限りでは
- サンテPCは
目にうるおいを与え、
炎症を抑えることに優れた目薬 - ロートデジアイは
目の疲れと
組織の修復・代謝に優れた目薬
と言えそうです。
別の角度から、
どの効果が
どの割合で入っているか、も
比較してみました。
比較項目 | サンテPC | ロートデジアイ |
---|---|---|
目の疲れ | 0.022% | 1.005% |
うるおい成分 | 0.5% | – |
組織代謝 | 0.2% | 1.1% |
細胞修復 | – | 0.05% |
目の炎症を抑える | 0.11% | – |
目の充血 | 0.03% | 0.003% |
配合量の比率でも
同じような結果になりましたが、
目の充血に効果のある成分は
両方に配合されていて、
量に関しては
サンテPCの方に
多く配合されている、
という見方ができます。
※ただし、配合成分が違うので
単純比較はできません。
ナファゾリンと
テトラヒドロゾリンの違い
2つの目薬の両方に
目の充血を抑える成分が入っていて、
その成分が違う。
2種類ある。
どっちが良い成分なの?
と、そうなりますよね?
効果の強さで言えば
テトラヒドロゾリンが
中等度の効果なのに対して、
ナファゾリンの方は
とてもよく効く。
ナファゾリン>テトラヒドロゾリン
であることは、
間違いないのですが、
じゃあ、
そっちが良い!
配合量や、
使用頻度にもよりますが、
長期的、かつ頻繁に
この成分の目薬を使用した場合、
結膜の血管が太くなり、
充血が慢性化する、というような
リスクがあります。
そして、ナファゾリンを使って
慢性化しているので
普通に考えたら、その充血は
ナファゾリンでは治りませんよね。
……!
あくまで
配合量と使用頻度にもよりますが、
PCの使用による目の疲れや、
スマホ閲覧での目の疲れって
日常的なもの
ですよね。
サンテPCとロートデジアイ、
どちらがおすすめ?
この2つの目薬を買われるお客さんは、
目的は同じ、
ブルーライトによるダメージのケア
だと思いますが、
どちらを選ぶかは
目の症状によって変わる、
と思います。
- 目の渇きや、炎症が気になる方
長期的に使用する場合は
サンテPC - 目の疲れやダメージが、
より気になる方、
短期使用で効果を求める場合は
ロートデジアイ
といった感じになります。
僕の場合は、日常的、
かつ長期的、長時間
パソコンやスマホを使用しているので
サンテPCの方、
ということになりますね。
……まず、
その生活をあらためたら?
価格帯も同じくらいですね
お薬は、用法・用量を守って
正しくご使用ください。
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