こんにちは、TBです。
今回は虫除けです。
暑い季節になると
気になりますね、虫。
外出先の野外では
蚊などがいることも多いです。
けど虫除けって
種類がいっぱいあるよな!
成分も何種類かあります。
今回はそんな「虫除け」の紹介です。
虫除けに配合されている主な成分
「虫除け」、
医薬品の分類では
「忌避剤(きひざい)」と
呼ばれています。
殺虫剤に該当する医薬品に
配合されている有効成分は
種類が多いですが、
忌避剤に配合されている成分の種類は
意外と少ないです。
ディート(DEET)
アメリカの軍用として開発された、
最も有名な虫除け剤。
配合30%まで発売されています。
2015年以前は
最も効果的で、
効果の持続性も高い、
とされていました。
医薬品(または医薬部外品)の
忌避剤の有効成分として
用いられています。
作用については、
虫が一般に
この物質の臭いを嫌うため、
と考えられていますが、
詳細はわかっていません。
イカリジン
1980年代にドイツで開発された
虫除け成分ですが、
日本での発売は比較的最近です。
(2015年〜)
匂いがない、年齢制限がないなど、
使いやすい成分として
知られています。
有効性、持続性では
ディートと同等の効果がある
と言われています。
ハーブ等
天然のハーブなどから採取された、
虫除け効果を持つ成分です。
ハッカ油などがメジャーですね。
天然の成分なので、
成分に不安を感じる方でも
安心して使えるのも魅力です。
虫除けの選び方
成分の種類は
意外と少ないね!
それで、どう違うの?
使い分けのポイントを説明します。
年齢制限で使い分ける
ディートについては
海外での動物実験で
神経毒性が示唆されているため
含有する忌避剤は
- 6ヶ月未満の乳児には
使用禁止 - 2歳未満は1日1回
- 12歳未満は1日3回まで
を目安にするように
記載されています。
使用する場合は
この範囲で使用します。
顔面への使用は禁止!
イカリジンには
年齢制限がないので
全年齢で使用する場合には
こちらをオススメします。
好みで使い分ける
ディートには匂いや刺激があります。
そういったことが気になる方は
イカリジンの方を選択することを
オススメします。
また、ハッカ油も、
その名前の通り
ミントの一種が原材料なので、
爽やかでスッキリとした香りで
オススメです。
効き目の持続時間で使い分ける
長い持続効果を目的としない場合、
(10分、20分外出する、など)
そういう時は、植物由来の
ハーブ類なども
選択肢に入ってきます。
植物由来の成分は、
短時間しか
効果が持続しないので、
要所要所で使う場合以外では
虫除け目的の成分としては
あまりオススメできません。
長時間の効果を期待する場合は
ディートやイカリジンが
配合されたものを使用することを
オススメします。
虫除けが効かない虫もいる?
「虫除け」とは言っても
全ての虫に効く訳ではありません。
虫除けが効く虫、効かない虫は
以下のようになっています。
効く虫 | 蚊・アブ・ノミ・ブヨ(ブユ)・イエダニ・ ナンキンムシ・サシバエ・ツツガムシ |
効かない虫 | ハチ・アリ・毛虫・毒蛾 |
使用時の注意
忌避剤は、
漫然的な使用を避け、
蚊、ブユ(ブヨ)などが多い
戸外での使用など、
必要な場合にのみ
使用することが重要です。
スプレー剤などを使用した場合も
「塗り」にムラがあると
効果が落ちるので、
手で塗り広げるなどをして、
必要以上には使用しません。
粘膜刺激性があるので
創傷面、目の周り、粘膜などには
薬剤が触れないようにし、
皮膚に湿疹やただれがある場合は
使用を避けた方が良いです。
薬剤により
合成繊維やプラスチック製品の
腐食を生じることがあります。
スプレー剤を顔面に使用する場合、
目や口の粘膜に触れないように
一旦手のひらに噴霧してから
塗るなど、
直接顔面に噴霧しないようにします。
※塗った手で目をこすることもないように注意
玄関など、狭い場所での噴霧は
目や口などの粘膜に触れやすくなるので
避けた方が良いです。
万一、目に入った場合は
ただちに大量の水でよく洗い流し、
症状が重い場合は
使用した医薬品の含有成分を
眼科医に伝えて受診してください。
お薬は、用法・用量を守って
正しくご使用ください。
オススメの虫除け
イカリジン配合の物が
オススメ!
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