風邪、インフルエンザと「うがい」の関係 うがい薬について詳しく紹介

うがい

こんにちは、TBです。

今回はうがい薬です。

ギモンくん

この時期、
かぜやインフルエンザも
流行っているからね!

そうそう。

それが最近では、

かぜやインフルエンザの予防で、

あえてうがい薬を使う必要性は薄い

という研究結果もあるので、

ギモンくん

!?

今回はその辺も含めて紹介していこうと思います。

この記事の内容
  • うがいの種類について
  • うがい薬について
  • オススメのうがい薬
この記事はこんな人にオススメ
  • うがいについて知りたい方
  • うがい薬について知りたい方
目次(クリックで飛べます)

うがいって何?

うがいとは、水などをふくんで口やのどをすすぐこと。

今回の「うがい(漢字で書くと「嗽」)」は

「鼻から水などを吸い込んで鼻腔内を洗浄する」

鼻うがいではなく、

口からのうがいです。

日本では歴史も古く、平安時代くらいには

もう行われていた、と言われています。

ギモンくん

海外ではうがいはしないって話を
聞いたことあるぞ!

……一部では

「うがいは日本特有の習慣」

「海外ではうがいはしない」と言われていますが、

それは間違いのようです。

※欧米圏、イスラム圏でもうがいはあります。

「うがい薬」は、うがい時に水に混ぜて使う、

殺菌、消毒、消臭を目的とした薬です。

うがい薬 成分の種類

市販の「うがい薬」に含まれている成分は主に

  • アズレン(消炎成分)
  • セチルピリジニウム(殺菌消毒成分)
  • ポピドンヨード(殺菌消毒成分)
  • グリチルリチン酸(抗炎症成分)
  • メントール(清涼剤)

ほとんどがこの5種類で構成されています。

つまり、うがいをする場合、

  • 水道水でうがいする
  • 殺菌消毒薬でうがいする
  • 消炎薬でうがいする
  • 殺菌消毒+消炎成分の入ったうがい薬
    うがいする

この4つに大別されます。

目的別、うがいの種類

ギモンくん

目的別って何?
うがいはかぜなどの予防のために
するもんじゃないの?

それは水道水でのうがいで十分、

逆に薬を使うとかえって良くない

という話が、近年出てきています。

水道水でうがい

「かぜやインフルエンザの予防」としての

うがいは

基本的に水道水のうがいで良いです。

それどころか現在では、

うがい薬を使ったうがいの場合、

水道水のうがいよりもかぜの予防効果が劣る、

という可能性も指摘されています。

これは

  • 水道水のうがいでもウィルスや、
    ウィルスにかかりやすくなる物質が
    洗い流される
  • 水道水に含まれる塩素が何らかの効果を発揮した

と推測されていますが、

では何故、

うがい薬を使ったうがいの方がそれに劣るのか

と言えば、「うがい薬」に含まれる

殺菌成分(ポピドンヨード)が、

病原性の菌やウィルスだけでなく、

元々「のど」に常在している菌までも

殺菌してしまうため、

うがいをすることで

逆に良くない効果も出てしまう、

といった理由で、

また、

ポピドンヨードを長期間使うと

別の症状が出た

という報告もされています。

ギモンくん

「予防のためのうがい」は
日常的、長期間しちゃうね

もう一方の殺菌消毒成分

(セチルピリジニウム)の場合、

感染予防に関する臨床結果などの情報も

あまりないので、感染予防目的の使用としては

悪いとは言えませんが、

良いとも言えないような状態です。

このことから、かぜやインフルエンザによる

感染の予防を目的とした場合、

うがい薬でのうがいではなく、

水道水でのうがいの方が推奨されています。

ただ、インフルエンザの予防法に関しては、

ワクチンの接種がベストで、

その上で、うがいだけではなく、

手洗いも行うことが推奨されています。

緑茶と紅茶

ギモンくん

インフルエンザの予防には
緑茶でうがいしたり、
紅茶でも予防できるって
ネットで見たぞ!

緑茶でのうがいは、

インフルエンザに感染するリスクを軽減する

という研究報告もあります。

また、

緑茶は摂取量が多い人(よく飲んでる人)も

インフルエンザにかかりづらい

という研究結果、報告もあります。

これに対し、紅茶は

「そういう可能性がある」

ということが言われだしただけで、

明確な臨床根拠があるわけではないので、

今のところは(信じすぎないように)

注意が必要ですね。

ギモンくん

ワクチン接種、最強!

うがい薬でうがい(消炎成分、抗炎症成分)

消炎成分、抗炎症成分が配合されている

うがい薬を使用したうがいは、

炎症を抑え、口内炎や咽頭炎による

潰瘍(かいよう)や痛みを軽減します。

口やのどの炎症に効くうがい薬が欲しい時は

  • アズレン(消炎成分)
  • グリチルリチン酸(抗炎症成分)

こちらの成分が配合されたうがい薬で

うがいすると良いでしょう。

その際、

グリチルリチン酸が配合されている場合は、

過剰摂取すると

偽アルドステロン症を発症するリスクもあるので

注意が必要です。

偽アルドステロン症についてはこちら ↑

うがい薬でうがい(殺菌消毒成分)

殺菌消毒成分が配合されたうがい薬は、

口やのどの微生物を死滅させます。

口の中を殺菌消毒したい時や、

口臭を予防したい時に使用します。

うがい薬でうがい(殺菌消毒+消炎成分)

口内炎が痛い時などは、

アズレン(消炎成分)や

セチルピリジニウム(殺菌消毒成分)が配合された

うがい薬を使用してうがいすることで、

症状を緩和することもできますが、

口内炎は口内炎の薬もあって、

種類も豊富なので、

うがい薬を使う場合は、

そちらの補助として使うと良いでしょう。

また、

消炎作用や殺菌を目的とした「うがい」の場合、

うがい薬以外でも、

スプレーやトローチ、のど飴などもあるので、

そちらでも対応可能です。

消炎と殺菌消毒のうがい薬の紹介

ギモンくん

オススメのうがい薬って
どんなのがあるの?

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浅田飴AZうがい薬

ヨウ素を含まない、

アズレン(消炎成分)単独のうがい薬です。

1本で100ml=約250回分あります。

個人使用だけでなくご家族でも

ご利用いただける大容量でオススメです。

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福地製薬
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コフダンACうがい薬は、

消炎成分アズレンと

殺菌消毒成分セチルピリジニウムを

W配合したうがい薬です。

炎症にも消毒にも、

1本で両方使えるのでオススメです。

お薬は用法、用量を守って

正しくご利用ください。

うがい

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