ストレス、イライラ、落ち込みに用いる漢方薬について

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こんにちは、TBです。

今日は

ストレス(イライラ・落ち込み)に用いる漢方薬

についてです。

最近、ストレスが溜まっていたりしていませんか?

現代社会で生きる私たちにとって、

生活にストレスはつきものです。

漢方薬にはそのイライラや精神不安などに

効果のあるものがあります。

今回はその辺について触れていきます。

目次(クリックで飛べます)

ストレス、イライラ、落ち込みに用いる漢方薬は?

ストレスに効果のある漢方薬は、代表的なもので4つあります。

  • 大柴胡湯(だいさいことう)
  • 半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)
  • 加味逍遥散(かみしょうようさん)
  • 香蘇散(こうそさん)

この4つが

ストレスに関係する効果のある漢方薬です。

大柴胡湯(だいさいことう)

大柴胡湯は、

排便をうながし、水分の流れを良くし、

消化機能を良くする作用があり、

イライラや精神不安に効果のある漢方薬です。

がっしりとした体格で、

イライラ・不安感が強い、肩がこる、

脇腹からみぞおちあたりにかけて苦しく、

便秘がちな人、

主に体力が充実している人にオススメです。

  • 常習性の便秘
  • 高血圧や、肥満に伴う肩こり・頭痛・便秘
  • 神経症
  • 肥満症

に、効果があります。

大柴胡湯に含まれる成分

大柴胡湯に含まれる生薬は、

かぜが長引いて熱がこもり、

悪寒と発熱が交互に出る症状に対応する、

サイコ・オウゴン

こもった熱を便通によって排出する、

ダイオウ、キジツ

鎮痛作用のシャクヤク

水分停滞を解消するハンゲ

消化機能を良くするショウキョウ、タイソウ

……で構成されています。

イライラを伴う便秘にも効果があります。

大柴胡湯の使用上の注意

大柴胡湯にはオウゴンとダイオウが含まれます。

それぞれの生薬で注意が必要です。

オウゴン

  • 間質性肺炎(息切れ、せきなどの症状)
  • 肝機能障害
    (食欲不振、けん怠感、吐き気などの症状)

このような症状があらわれた場合には、

服用を中止し、

直ちに医師の診療を受けてください。

ダイオウ

  • 服用中は他の下剤系の医薬品の服用は
    しないでください。
  • 授乳期間中の人は服用しないか、
    授乳をさけてください。

半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)

半夏厚朴湯は、気を巡らせる作用があり、

気分がふさぐ、

不眠、精神不安などに効果のある漢方薬です。

主に体力中等度以上の人がオススメの目安で、

気分がふさいで、咽喉・食道部分に異物感があり、

ときに動悸、めまい、嘔気などがある、

不安神経症、神経性胃炎、つわり、せき、

しわがれ声、のどのつかえ感

などにオススメです。

半夏厚朴湯に含まれる成分

半夏厚朴湯は、たんを取り嘔吐(おうと)を抑える

ハンゲを中心に

腹部膨満感を解消するコウボク

消化器周辺の水分の流通を調えるブクリョウ

消化器を温め、活性化するショウキョウ、ソヨウ

……などの生薬で構成されています。

検査では異常の見つからないのどの異物感の除去、

鬱々とした気分の解消にも効果をあらわします。

加味逍遥散(かみしょうようさん)

加味逍遥散は、精神を安定させる作用

熱症状を調整する作用があり、

精神不安やイライラ、のぼせ、

生理前や更年期の精神不安やイライラなどに

効果のある漢方薬です。

主に体力中等度以下で、

のぼせ感があり、肩がこり、疲れやすく、

精神不安やいらだちなどの精神神経症状、

ときに便秘傾向のある人の

冷え症、虚弱体質、月経不順、月経困難、

更年期障害、血の道症、不眠症、

などにオススメです。

加味逍遥散に含まれる成分

加味逍遥散は

精神不安にはたらく

サイコ、トウキ、シャクヤクを中心に

消化器の働きを補強する

ソウジュツ、ブクリョウ、

熱症状に対応するサンシシ等、

消化器保護のカンゾウ、

……などの生薬で構成されています。

臓腑の活動を健やかにし、

不安感やイライラなどに

性別を問わずに適応します。

加味逍遥散の使用上の注意

加味逍遥散にはサンシシとカンゾウが含まれます。

この二つの生薬には注意が必要です。

サンシシ

  • 腸間膜静脈硬化症
    (腹痛、下痢、便秘、腹部膨満感などの症状)

この症状があらわれた場合、服用を中止し、

直ちに医師の診療を受けてください。

カンゾウ

カンゾウ、グリチルリチン酸の一日の最大摂取量が

1g以上の場合、

  • 偽アルドステロン症
    (高ナトリウム血症、低カリウム血症、浮腫、
    高血圧などの症状)
  • ミオパチー
    (筋肉の疾患、筋力低下などの症状)

これらの症状があらわれた場合、服用を中止し、

直ちに医師の診療を受けてください。

偽アルドステロン症については

下の記事でも説明してます。

香蘇散(こうそさん)

香蘇散はやさしく気を巡らせる作用があり、

気分がすぐれない、みぞおちがつかえる、だるい、

食欲がない、などに効果のある漢方薬です。

主に体力虚弱の、

神経過敏で気分がすぐれず、胃腸が弱い方で

かぜの初期症状や血の道症の方にオススメです。

香蘇散に含まれる成分

軽度の寒気のかぜに発汗止痛作用で対応する

ソヨウ、コウブシを中心に、

消化器系を温めてはたらきを活性化する

ショウキョウ、チンピ、カンゾウで

構成されています。

カンゾウが含まれるので

こちらも使用には注意が必要です。

穏やかな効能で、

だるくて食欲がないなどの症状の他、

神経症状にも効果があります。

ストレス、イライラ、落ち込みの
漢方薬の使い方

ストレスは心身に大きな影響を及ぼします。

精神面では、

イライラしたり、不安になったり、

落ち込みやすくなったりし、

身体面では、

眠れない、食欲がなくなるなどの症状、

緊張状態が続くことで、

首や肩のこり、便通異常などが現れたりします。

ストレス環境にあると、疲れを感じやすくなり、

その状態が続くと

慢性的な疲労状態になるのも特徴です。

漢方薬は、

症状を一時的に良くすることだけではなく、

ストレスからくる

心身の不調や眠れないといった症状に

負けない身体を整えることを得意としています。

症状を感じた時だけ服用するのではなく、

継続して服用することで、

ストレスに負けない心身になることが期待できます。

高齢者のイライラに効く漢方薬

加齢によって、

イライラして

感情が抑えきれなくなるような状況は、

脳の老化によって物事を理解したり、

感情を抑制する部分が衰え、

感情をコントロールできなくなることが

原因のひとつとして考えられます。

漢方では、生命力を司るの衰えが

その他の臓腑にも影響を与え、

感情などをコントロールする

のはたらきが影響していると考え、

に作用する漢方薬を使用することで

症状の改善が期待できる、

と考えられています。

今回紹介したストレスの漢方薬は

イライラを改善する効果が期待できます。

体力や、その他の状態にあわせて、

個人に合った漢方薬を

選択することをお勧めします。

お薬は用法、用量に注意して、

正しくご利用ください。

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