知っておきたい やけどの症状と対処法について解説

2019 8/01
知っておきたい やけどの症状と対処法について解説

今回は火傷(やけど)についてのお話です。

日々の生活を送る中で、

ちょっとした不注意で、あるいは事故で、

熱湯がかかってしまったり、

熱いものに触れてしまったり、

やけどを負ってしまうこと、ありますよね。

そういった時に対処法を知っていると、

症状の悪化を防いだり、

治った後に、

目立つやけど痕を残さないことにもつながります。

目次(クリックで飛べます)

やけどの原因

やけどは

熱湯や火、高温のものに触れた場合に起きる

温熱やけど

低温熱源に長時間接触した場合に起きる

低温やけど

雷や、電流に触れた場合に起きる

電気やけど

酸やアルカリなどに接触した場合に起きる

化学やけどがあります。

温熱やけど

火傷、熱傷と呼ばれているものですが、
60℃以上の高温熱源に触れることで、
皮膚組織が損傷を受けて起こります。
高温によるやけどは一般的に
触れてる時間が短いため、
浅い損傷が多いですが、
接触時間が長くなると、損傷も深くなります。

低温やけど

湯たんぽ、電気毛布、カイロなどの
45℃前後の低温熱源に、
皮膚の同じ部分が長時間にわたり接触すると
起こります。
軽症に見えても深い部分の皮膚組織が
損傷を受けていることもあります。

その他(電気やけど・化学やけど)

化学薬品や、高圧電流、放射線などが原因で
皮膚が損傷し、
やけどと同じような症状が起こります。

症状について

やけどは、その深さによって分類され、
症状も異なります。
細菌感染が起こると重症化する危険もあります。

第Ⅰ度 皮膚表面(浅い部分)までの症状

赤くなってヒリヒリした痛みがあります。
治癒まで大体1週間です。

第Ⅱ度(浅い部分までの場合)

赤くなって、水ぶくれができます。
強い痛みと灼熱感があります。
水ぶくれを圧迫すると、痛みが消えます。
治癒まで1~2週間です。

第Ⅱ度(深い部分まで到達している場合)

最初に赤みがあり、次第に紫に、
そして白っぽくなっていき、
水ぶくれができます。
強い痛みがありますが、
水ぶくれを圧迫しても赤みは消えません。
治癒まで3~4週間かかりますが、
痕が残ることが多いです。

第Ⅲ度 更にその下、
皮下組織まで到達してしまっている症状

皮膚が褐色から白、黒と色が変わっていきます。
皮膚が破壊された状態で、
水ぶくれも痛みもないですが、
破壊された皮膚はほとんど再生しません。
治癒まで1カ月以上かかります。

低温やけどの場合、赤くなり、
水ぶくれができるので第Ⅱ度に見えますが、
皮膚の深い部分まで
損傷を受けている場合があります。

やけどの対処方法

第Ⅰ度のやけどの場合、
痛みが治まる程度まで10分から20分程度、
大量の流水ですみやかに、
充分に患部を冷やします。
温度が低すぎると血管が収縮して
かえって悪化することがあります
幼児の場合、震えが来たときは止めます。
その後、感染症を防ぐために、
患部の消毒をします。

衣服を着た状態でやけどを起こした場合は、
衣服の上から冷やすようにします。
無理に脱がせようとすると
皮膚がはがれてしまうことがあるので
絶対に脱がさないようにしてください。

顔などの
継続的に水で冷やすのが難しい箇所の場合
清潔な濡れタオルなどで冷やします。

水ぶくれができた時は、
つぶさずにそのままにしておきます。
水ぶくれ部分の皮膚がめくれた場合は、
消毒して感染症を防ぐようにします。

化学薬品によるやけどの場合
すみやかに流水でよく洗い流した後、
救急処置のできる医療機関を受診してください。

低温やけどの場合は、
見た目以上に損傷を受けていることがあるので
自己判断せずに、医療機関を受診しましょう。
軽度に見えても7~10日後に痛みが起きて、
皮膚が壊死することもあります。

第Ⅱ度、第Ⅲ度のやけど
市販薬での治療の範囲を超えているので、
医療機関を受診しましょう。

また、やけどの範囲が広い場合、
成人で全身の20%以上、小児で10%以上の場合は、
命の危険があるので
すみやかに医療機関を受診してください。

※目安として、
自分の手のひらの大きさが大体1%になります。

市販薬が適用される症状と対処医薬品

顔や粘膜以外の個所で、熱が原因のやけど。
皮膚表面だけの症状で、赤みがある程度のもの。
手のひら大程度の狭い範囲の
ごく軽症のやけどの場合、
市販薬での対処も可能です。
冷やした後も痛みや赤みが続く時に。

紫雲膏

漢方製剤の紫雲膏は殺菌、消毒成分が配合された、
やけど、ひび、あかぎれなどで使用される
外用薬です。
皮膚症状といえば紫雲膏、
といった風でもあるので、
備えとして1個持っておくと、色々便利です。

メモA

殺菌消毒成分と、
収れん(止血、鎮痛、防腐の効果がある)作用、
保護成分である酸化亜鉛、
その他、局所麻酔成分や組織修復成分、
血行促進成分を含むお薬です。
軽い切り傷、すり傷などにも使える、
患部を保護する軟膏です。

ドルマイシン軟膏

抗菌成分が配合された、
ケガの化膿予防、治療のお薬です。

従来型の治療法と、湿潤療法

上記の軟膏を塗って、清潔なガーゼをかぶせるのが
従来の治療法ですが、
軽度なやけどに限り、
近年では湿潤療法という治療法も
メジャーになってきました。

流水で良く冷やしたあと、
キズパワーパッドなどを使用することで
痛みをやわらげ、湿潤を維持し、
やけどの回復を促します。

※やけどを負った皮膚は
菌による感染が起こりやすいので、
入念な経過観察をしつつ、
判断が付きにくい状態で迷ったら
必ず医療機関を受診してください。

お薬と、医療機器は
用量・用法を守って正しくご利用ください。

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