登録販売者の仕事と、新人登録販売者の勉強方法

2019 7/06
登録販売者の仕事と、新人登録販売者の勉強方法

今回は
登録販売者の具体的な仕事の紹介と、
その仕事の中での勉強の仕方
です。
ドラッグストアスタッフで登録販売者が
どんな風に仕事をしているのか、
その中でこういうことに注意して勉強しよう、

というお話です。
ウチは大手ではない、マイナーなお店なので
余所のお店も必ずしもこうである、
とは言えませんが、
大体、ふわっとこんな感じということで

目次

お仕事メニュー

  • 品出し(納品)
  • レジ
  • 清掃
  • 発注
  • 事務作業(プライスカードやPOP作りなど)
  • 使用期限チェック
  • 返品
  • 廃棄
  • プロモーションの売り場の作成(棚替え)
  • 定番の売り場の作成(棚替え)
  • 本部指示

(+接客・カウンセリング販売、売り上げを作っていく等)

品出し

注文した商品が折りたたみコンテナ
(折りコン)に入れられて配送されてきます。
余所は深夜や早朝に届くことが多いらしいですが、
ウチは昼とか午後にも来ます。
通常一般的なお店では、深夜から早朝に配送された
商品を開店前などの早い時間に
集中して出していくようですが、
ウチは結構長い時間にまたがってくるので、
納品日は夕方まで納品をやっていることが多いです
(というかほぼそうです。)

品出し時の勉強と経験

試験に通ったばかりの、まっさらな新人だと、
よほどのマニアか
ドラッグストアファンじゃない限り
どこに何があるか、
全部把握しているわけではありません。
ですが、季節ものの商品以外は基本的に
定番(レギュラー)の棚に陳列されている商品は、
あまり変わりがないので、研修期間中の2年間で、
商品の陳列場所と、
それがどういった医薬品なのか、
品出ししながら覚えていきましょう。

レジ

レジ専門のスタッフがいる場合は
登録販売者は接客や陳列、事務など
ほかの仕事に掛りきりでも大丈夫ですが、
そうではない店舗の場合、人が足りない時や
混雑時は僕らもレジに入ります。
忙しいと抜けられなくなる時も。
各店舗、各会社ごとに違いますが、
ポイントカードや割引クーポンなど、
間違いのないように素早く、丁寧に
レジ打ちしていきましょう。
最近ではPayPayや、LinePayなど、
電子マネー決済も多種多様で、
バーコード決済、QRコード決済など
その会社、その店舗ごとで色々違いますが、
間違いのないように、正しく丁寧に、
速やかに対応するよう心がけましょう。

レジ打ち時の勉強

何が売れているか、
商品とお客さんを直に見る機会です。
どういう商品がどういうお客さんに売れているか、
とか、
何が今売れているのかなどを見ていくと
楽しいです。

清掃

商品の種類が多い店舗だとわかると思いますが、
どれでも満遍なく、
均等に売れているわけではありません。
ということは、
同じところにずーっと売れずにある商品は、
棚替えで商品が入れ替わらない限り、
期限が切れるまでは
そこにある、ということです。
埃、被りますね。
陳列棚はすぐ埃が溜まるので、
はたきなどを携帯して、手が空いている時や、
商品を出す時、棚替えで商品を入れ替える時、
消費期限チェックをする時など、
定期的に清掃するように心がけましょう。
埃を被った商品ではお客さんも手に取りづらいです。

清掃時の勉強

品出し時と被りますが、
清掃しながら余裕があれば商品を見ます。
ちょっとずつ、何が、どういう商品か、
覚えていきましょう。

発注

週に何回か行います。
(余所は週に何回やってるんでしょう?)
スタンダードなお店だと定番の棚にある商品は
各店舗から発注し、
特売品については
本部主導で送り込まれるようです。
ウチの場合だと、
特売品以外でも毎回結構な数の送り込み
(配荷)があって、
どこに出せばよいのか毎回頭を抱えます。
発注はウチの場合だと小型の端末で商品の
バーコードを読み込んで、数を入力して
送信室から送信しています。
発注している時間は、
発注それ自体は
利益を生んでいるわけでも何でもないので、
慣れてきたら速やかに、
出来るだけ時間をかけずに
作業を終えるよう心がけましょう。

発注時の勉強

レジの時と被りますが、
レギュラー商品の発注の場合、
基本的に売れた商品
=減った分を補充で発注する形になる
と思うんです。
ということは、発注しながら何が売れていて、
何があまり売れていないか、
把握することができます。
発注する数量を
ある程度自分に任されているのであれば、
今回減っていて商品が切れてしまっていた商品は
次回少しだけ多く発注してみるのも良い
かもしれません。
ただ、これも
余所のお店がどうなっているかわかりませんが、
ウチの場合だと発注単位というものがあって、
1回の発注で来る最低単位が
1個ではない商品が結構あります。
(大手だと1個ずつでもいけるのかもしれませんが……)
普通は各店舗ごとに
そこを間違えないようなやり方を
しているものだと思いますが、
ミスると1個しかいらない商品が
10個とか20個とか来て、
あとで泣くので注意が必要です。
ウチのお店では最低数が多い商品は
ギリギリまで発注していませんが、
粘りすぎると商品が切れるので
さじ加減が難しいです。

事務作業各種

新商品が来た場合、商品の価格が変わった場合、
電子棚札ではない店舗の場合は
新たにプライスカードを発行します。
やり方は各社、各店舗ごとに違います。
セールをやっている場合、
通常のセール以外の特売品がある場合
(大体配荷)は、
新たにセールポップを作ります。
ポップのサイズや売価変更、
売り場展開の詳細など、
本部指示がある場合はそれに従います。

消費期限チェック

医薬品は新規で入ってきたときは
大体3年くらいの消費期限がありますが、
3年間、あるいはそれに近い期間
売れなかった商品、
または、棚替えで置く場所がなくなる商品は
返品か、返品が利かない商品は
廃棄になります。
期限が来てない商品の場合、
割引して飛ばすパターンも
医薬品の他にも医薬部外品、サプリメント、
栄養ドリンク、健康食品、ベビーフードなど、
消費期限がある商品は多数あり、
ウチの場合は、各部門(ジャンル)ごとに
それぞれ期限を切るタイミングが違います。
毎月10日は医薬品、20日は健康食品、など
チェックのタイミングが決まっている
会社、店舗もあるようですね。

返品

期限が切れた商品、期限が間近な商品、不良品、
破損品、季節の棚替えで入れ替わる商品、
パッケージの変更で旧品と変わる商品、
あるいは何か問題があって、
回収になる商品などがある場合は、
定期的に返品作業が発生します。
メーカー自主回収の場合は各メーカーの担当が
直接来て回収することも。
ただ、全ての商品、全部が全部返品できる、
というわけではなく、
返品不可となっている商品も多数あります。
(ウチの場合は。大手は違うかも)
(ウチのお店の場合は)大体発注単位が大きい商品は
返品不可になっている傾向が強いです。
返品したらチャラになるか、
というとそういうわけでもなく、
返品したら同じ金額分だけ、
あるいは契約で決まっている分だけ
(同じメーカーの違う商品でも)
再発注をする必要がある場合もあります。
発注の間違いはお店の損失に繋がってしまうので、
注意が必要ですね。
(↑毎回の山のような返品を見ながら)
あまり返品をやりすぎて、
それが系列各店舗全部、
とは言わないまでも、
総数があまりにも多いと、
返品不可商品が増えたりすることもあるようです。
(やりすぎたのだよ……)

廃棄

期限の切れた商品、破損した商品などで
返品が利かない商品は廃棄になります。
会社やお店によっては高額商品の場合、
又は一定数以上を廃棄する場合、
上の方の決済が必要な場合も。
なるべく廃棄は出さないように、
発注ミスには気をつけましょう。
それ以外の理由でも
廃棄になってしまうことはありますけどね!

プロモーションの棚の作成(棚替え)

来店客の目が集まるエンドの棚や、
売り場の目立つ場所に展開している
プロモーションの棚などは特設コーナーとして
季節ごとに売れる商品をディスプレイしています。
(陳列棚の連結部分を「エンド」と呼びます)
冬は風邪薬、春は花粉症対策商品、
初夏は水虫や虫刺されの薬など、
需要が高まる商品を
目立つように陳列していきます。
ウチのお店の場合だと、
本部から棚割りが配信されるので、
ほぼその通りに配置しています。
ただ、どうしても各店舗ごとに棚割り通りに
陳列できないパターンもあるので、
(ウチだけ?)その時は臨機応変に。

定番の棚の作成(棚替え)

新発売の商品や、
季節ごとの売れ筋商品を展開するために、
定番の棚も定期的に陳列商品を並べ替えます。
(一般的には年に2、3回くらいでしょうか)
本部から陳列の指示が送られてくるので、
その指示に従って並べ替えます。
棚に場所がなくなった商品は返品になります。

その他の棚の作成

配荷で多く来た商品、
在庫の量は多いけど置く棚がない商品がある場合は、
場所を作って陳列します。

棚替えの作業は売り場全体の作業になるので、
結構時間がかかって大変です。

本部指示

本部から細かい指示が来ることがあります。
売価の変更、
売り場の展開の仕方、
場所の変更、
新たなポップの作成など
その都度随時対応していきましょう。

成長のために

上記の作業をしながら、経験を重ねて、
勉強しながら成長していきます。
ですが、2年という研修期間は
長いようで結構短いです。
毎日の接客の中で、時間があるときは
(というより時間を作って)、
その日した接客内容をメモ帳などに記録して、
仕事が終わったあとで
メモを読み返しながら思い出し、
ノートに記録していきましょう。

  • 何歳くらいのお客さんか?
  • 性別は?
  • どのような症状か?
  • どのような接客をして、
    どのようなお薬をお勧めして、
    結果どのようなお薬をお買い上げだった
    (又は買わなかったか)?

日記のように記録して、
仕事が終わった後や休憩時間などに
復習するのも良いでしょう。
ノートはカテゴリを分けて記録していくと、
後から読み返したときにわかりやすくて便利です。
(風邪薬・皮膚薬などに分けていく)

わかりやすく言うと、ちょっと前まで
ベイビーステップというテニス漫画が
週刊少年マガジンで連載されていましたが
(アニメにもなりましたね)、
あの主人公がやっていたノートのイメージですね。

他に接客の勉強として
ロールプレイというのもあります。
お店のスタッフ同士で販売側役、
お客さん役に分かれて接客の練習をする、
というものです。
結構恥ずかしいですが、照れずに、
お客さん役の時には
なるべく難しい(症状など)お客さんの役を
やることに徹して、
お互いの成長を助け合いましょう。

お客さんのアイコン画像お客さん

前に勧めてくれた
あのお薬、
とても良く効きました

などと言われると、
とても嬉しくて、
もっともっと頑張ろうという気になりますよね。
頑張って、成長していきましょう。

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