一般にケロイド?と思われる症状、痕を消す治療

ケロイド痕

商品陳列棚の前でお悩み中の女性のお客さんに
お話を聞きました。

ケロイドの痕を消したい
目立たないようにしたい、ということで。

皮膚薬について、
項目別に書くのがずいぶん先になりそうなので、
最近お店でお客様の相談を受けて
販売した商品などについて
これからいくつか書いていこうと思います。

目次(クリックで飛べます)

ケロイド痕をなんとかしたい、というお客様

お客さんから
ケロイド痕を消す、絆創膏状の商品がある
ということをお聞きして、

こちらの商品がそうなのですが、
当店にはなかったです。
また、調べてみると傷痕予防の商品で、
傷痕を目立たなくさせる用法には
それほど適していないようでした。

ただし、公式サイトの購買者の声では
傷痕ができた後に使用して改善した、
という報告もあります。

アトファインについて、詳しくは↑こちらから

他ケロイド専門のこういったお薬もあるのですが、

ケロコート 15g(液状包帯) 国内正規流通品 【皮膚保護ジェル/シリコンジェル/一般医療機器】 (1本)
ケロコート

こちらも残念ながら
お店の方にはありませんでした。

飲み薬としては
医療用医薬品リザベンというお薬もあります。

漢方薬では柴苓湯というお薬も
効果があると言われています。
こちらも医療用医薬品ですね。

ケロイドって何?

イロイロ調べてみると、そもそも
ケロイドって何?というところから、
僕もお客さんも
本当の意味では正しく理解していなかったです。

必要なところだけ要約すると、

世間一般が傷あとと呼んでるものは
医学的に言うと瘢痕
一旦傷ができれば
完全に瘢痕を消すことはできない。
一旦治ったはずの傷が
1、2カ月くらいして
赤く盛り上がるようなことがある。
これを肥厚性瘢痕というが、
何もしなくても半年から1年くらいで
白く、
目立たなくなっていくそうです。
ただ、
傷跡は完全に消えることはないので、
完全に元の状態には戻りません。
そして、まれに肥厚性瘢痕が
いつまでも
消えずにどんどん広がっていく
場合があって、
それが本当のケロイド

だそうです。

医学的にではなく、
世間的にケロイドと呼ばれているものは、
肥厚性瘢痕が多いそうです。
僕が相談対応したお客さんも、
痕が広がっている感じではなく、
そこまで目立つ感じでもなかった
=薄くなっていたので、
これは
ケロイドではなく、肥厚性瘢痕ではないか
と思われます。
どの療法も
本物のケロイドには効きづらいようですが、
肥厚性瘢痕には効果があるようです。
そういう意味で、病院受診ではない、
一般的な治療としては、
上で挙げたアトファイン
圧迫療法の一つとして有効かもしれません。

一般用でおすすめの商品

上記アトファインも有効ですが、
一般用医薬品で傷痕や火傷の痕など、
肌に残った痕を目立たなくしたい時などは
ヘパリン類似物質が入っているお薬が
おすすめです。
ただ、圧迫療法にしても、
お薬対応にしても、
即効果がみられるようなものではなく、
時間がかかるものなので、
注意が必要です。

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↑いずれも有効成分として
ヘパリン類似物質が配合されています。

このお客様はアトキュアをお買い上げでした。

ということで、今回はここまでです。

ギモンくん

用法、用量を守って
正しくご利用ください。

ケロイド痕

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