商品陳列棚の前でお悩み中の女性のお客さんに
お話を聞きました。
ケロイドの痕を消したい、
目立たないようにしたい、ということで。
皮膚薬について、
項目別に書くのがずいぶん先になりそうなので、
最近お店でお客様の相談を受けて
販売した商品などについて
これからいくつか書いていこうと思います。
ケロイド痕をなんとかしたい、というお客様
お客さんから
ケロイド痕を消す、絆創膏状の商品がある
ということをお聞きして、
こちらの商品がそうなのですが、
当店にはなかったです。
また、調べてみると傷痕予防の商品で、
傷痕を目立たなくさせる用法には
それほど適していないようでした。
ただし、公式サイトの購買者の声では
傷痕ができた後に使用して改善した、
という報告もあります。

アトファインについて、詳しくは↑こちらから
他ケロイド専門のこういったお薬もあるのですが、
こちらも残念ながら
お店の方にはありませんでした。
飲み薬としては
医療用医薬品でリザベンというお薬もあります。
漢方薬では柴苓湯というお薬も
効果があると言われています。
こちらも医療用医薬品ですね。
ケロイドって何?
イロイロ調べてみると、そもそも
ケロイドって何?というところから、
僕もお客さんも
本当の意味では正しく理解していなかったです。
必要なところだけ要約すると、
だそうです。
医学的にではなく、
世間的にケロイドと呼ばれているものは、
肥厚性瘢痕が多いそうです。
僕が相談対応したお客さんも、
痕が広がっている感じではなく、
そこまで目立つ感じでもなかった
=薄くなっていたので、
これは
ケロイドではなく、肥厚性瘢痕ではないか
と思われます。
どの療法も
本物のケロイドには効きづらいようですが、
肥厚性瘢痕には効果があるようです。
そういう意味で、病院受診ではない、
一般的な治療としては、
上で挙げたアトファインも
圧迫療法の一つとして有効かもしれません。
一般用でおすすめの商品
上記アトファインも有効ですが、
一般用医薬品で傷痕や火傷の痕など、
肌に残った痕を目立たなくしたい時などは
ヘパリン類似物質が入っているお薬が
おすすめです。
ただ、圧迫療法にしても、
お薬対応にしても、
即効果がみられるようなものではなく、
時間がかかるものなので、
注意が必要です。
↑いずれも有効成分として
ヘパリン類似物質が配合されています。
このお客様はアトキュアをお買い上げでした。
ということで、今回はここまでです。

用法、用量を守って
正しくご利用ください。
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