暑い。
暑いですね。
ついこの前まで寒かったと思ったら、
お店ではもうクールビズです。
暑いと言えばこの時期になると
ドラッグストアでも
熱中症対策関連の商品が陳列されますね。
ということで、今回は熱中症対策です。
熱中症って何?
熱中症とは
体温が上がり、
体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、
体温の調節機能が働かなくなったりして、
体温の上昇やめまい、痙攣、頭痛などの
様々な症状を引き起こす病気のことです。
- 気温が高い、湿度が高い場所
- 風が弱く日差しが強い場所
- 照り開始が強い場所
- 急に暑くなる
こういった場合は注意が必要です。
熱中症の予防
熱中症を予防するための
いくつかの対策を紹介します。
暑さを避ける
最近は暑さを避けるグッズが
数多く販売されていますね。
その一部をご紹介。
約1秒の噴射で約70回使用できるそうです。
火照った身体のクールダウンに。
服の上から吹き付けるだけで身体を冷やします。
汗の臭いを消す消臭成分も配合されている。
くりかえし使用ができ、
首もとをしっかり冷やせるひんやりベルト。
ひんやり長持ち気持ちいい。
肌に密着して強力に冷やしてくれる
ベルトタイプの商品。
繰り返し使えます。
こまめな水分補給
僕のトモダチで、
数年前、
暑い日に水分補給していたのに
入院した人がいます。
何がいけなかったのか。
彼が取っていた水分は、
本当に「水分」だけだったのです。
氷の入った冷たい水やジュースだけを
ガバガバ飲んで、汗をかき続けた結果、
そういう状態になりました。
今はもう結構メジャーな話ですが、
汗で失われているのは
水分だけではありません。
電解質も一緒に失われているんですよね。
なので、汗をかいて、暑いからといって
水分だけ補給したり、
冷たいアイスクリームを食べて
暑さを紛らわせるだけでは
熱中症の予防にはならないんですね。
経口補水液
所ジョージさんのCMでもおなじみ、
大塚製薬のOS-1が有名ですね。
僕の師匠的な人に以前訊いた話では、

経口補水液500mlの
ペットボトル2本分を
ゆっくり飲むと、
点滴を打っているのと
同じような効果がある
……だそうです。
(1日最大量で1000mlが目安)
OS-1は軽度~中度の脱水状態にある人の
水、電解質を補給、維持するのに
適した病者用食品です。
味の方は、
ポカリスエットに
すこーし塩分を加えたような感じです。
ポカリスエットなどのスポーツ飲料よりも
電解質濃度が高く、
吸収をよくするために糖濃度は低くなっています。
↑だからすこーしだけしょっぱい感じがする。



健康のためでも、
500ml飲むには
味がちょっと嫌だなぁ
そういう人には、さっとすぐ飲める
ゼリーパウチタイプの商品も出ています。
味で嫌がるお子さんにも。
また、ゼリー状で飲みやすいので、
えん下困難な方でも使用可能です。
(医師とご相談ください)
塩分補給系タブレット
汗をかいて失われる電解質
=ナトリウムとカリウム
要は塩です。
ということで、近年では夏になると
塩分補給系のタブレット商品が
いろいろ売られていますね。
錠剤タイプなので
軽くて持ち運びにも便利です。
経口補水液、いつ飲む?
経口補水液を飲むのは、こんな時です。
- 感染性腸炎、感冒(かぜ)による
下痢、嘔吐、発熱を伴う脱水状態時 - 高齢者の経口摂取不足による脱水状態
(そしゃく、えん下が困難な人はゼリータイプ) - 過度の発汗による脱水状態
暑さに備えた体力づくり
軽度な運動で汗をかいて、
日ごろから暑さに慣れておくことも大切です。
熱中症だと思ったら
涼しい場所に移動して、
衣服を脱いで熱を外に出し、
皮膚を冷却、首、わきの下、太ももの付け根など、
熱がこもりやすい場所も冷却しましょう。
そして、水分と電解質の両方を補える
経口補水液などで、
失った水分、電解質を補給しましょう。
水分をとれないような状態である場合、
症状が改善しない場合は
医療機関を受診しましょう。
体温調節がうまくできない乳幼児や
暑さや喉の渇きを感じにくい高齢者は
特に注意が必要です。
これからの更に暑い季節、
健康に過ごすためにご注意ください。
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