男性のお客さんに
1番いい妊娠検査薬って
どれ?
と聞かれました。
妊娠検査薬も各メーカーから出ていて、
どれが良いか迷いますね。
そんなわけで、今回は妊娠検査薬について、です。
妊娠検査薬
妊娠すると体内に
hcgというホルモンが分泌されます。
このホルモンが
尿に混じって体外に排泄されるのを検出する
のが、市販されている妊娠検査薬です。
ホルモンの分泌を検出する薬なので、
妊娠していなくても
ホルモン剤を使用している、病気などにより
陽性の反応が出る場合もあるので注意です。
予定日から2週間経っても生理がない場合、
妊娠の可能性があると思って良いでしょう。
検査には起床直後の尿を用いるのが望ましいです。
温度の影響を受けやすい薬なので、保管は常温で。
高温になりやすい場所や、
冷蔵庫内などは避けましょう。
2回用商品の意味
生理予定日の約1週間後で検査可能になりますが、
予定日の思い違いや生理周期の変動などで
尿内のホルモンが
検出可能濃度に達していない場合もあります。
そのため、より正確に調べるなら
数日後にもう一度、再検査するのが良い方法です。
病院での受診
検査で陽性が出た時は、
速やかに病院に行きましょう。
各商品の違い
検査薬の検出精度に関しては
基本的に違いはありません。
各商品の違いは使いやすさ、
判定結果の見易さ、
好みの差になります。
生理予定日の約1週間後から検査できる商品
↑尿をかける部分が大きい
判定までの総時間が短い
尿につける時間2〜5秒
判定までの時間1分
↑判定結果の維持時間が消えずに残る。
(ほとんどの検査薬は10分放置すると消える)
尿につける時間 3秒〜5秒
判定までの時間 1分
↑尿をかける部分が大きい
持ちやすい形状
尿につける時間 5秒〜20秒
判定までの時間 1分〜3分
↑世界シェアNo. 1
判定ラインが綺麗で見やすい。
定価が安い。
生理予定日当日から検査できる商品
チェックワンファスト(第一類医薬品)
※amazonにはないようです。
薬剤師さんが在籍している実店舗で販売してもらいましょう。
一般用黄体形成ホルモンキット排卵日予測検査薬について(第一類医薬品)
黄体形成ホルモンは女性ホルモンの一種で、
普段から少量分泌されていますが、
生理周期の中頃に
短期間急激に分泌量が増加します。
この増加の40時間以内に排卵が起こる
と言われていて、
その時期を知るための薬がこの、
一般用黄体形成ホルモンキット
=排卵日予測検査薬です。
排卵日の予測方法としては
基礎体温が知られていますが、
この薬を併用することで
予測の精度がより上がる、というわけです。
排卵検査薬で何日か陽性が出ているのに、
基礎体温が低温である場合、
排卵命令は出ているかが、
排卵はまだ、と考えられます。
大体低温期は36℃〜36.3℃くらい、
高温期は36.7℃〜37℃くらいが一般的です。
避妊の目的では使用出来ない
卵子は通常排卵後
24時間生存すると言われていますが、
精子は女性の体内で
通常約72時間程度生存する、
と言われています。
また、あくまで予測ですので、
確実なものではありません。
どんなことにも例外はあります。
なので、
この時期をずらせば妊娠しない、
といったような避妊のための使用には
不適、不確実です。
あくまでも
排卵日を予測して
妊娠しやすい日を予測するための薬ですので、
避妊には避妊具を使用しましょう。
↑2秒で測定できる、人気商品。
↑判定時間10分、36か月保存がききます。
↑判定時間3分、判定窓も大きい。
生理不順の場合
おおまかな排卵日を計算して、1日1回、
陽性が出るまで連続して
検査するのが良いでしょう。
説明、注意書きを読んで、正しく使用しましょう。
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