体温計って色々な種類がありますね。
今日はそんな、体温計のお話です。
2種類ある測定方式
体温計って検温方式が2種類あるんですね。
実測式
測定部位のその時の温度を測定、表示する方式。
昔の水銀体温計と、一部の電子体温計がこの方式で、
実際の体温を計るタイプ。
測定にワキで10分、口で5分くらいかかります。

長っ!!
予測式(予測式+実測式)
実測式の欠点である
「時間」を短縮するるために
開発された方式。
人の体温上昇データを
統計的に見て演算して、
実測で計ると10分かかる体温を
約20秒で割り出します。
↑驚きの2秒測定
厳密に正確に計るなら
実測式の方が良いかもしれませんが、
予測式の体温計でもほぼほぼ誤差はなく、
何より測定にかかる時間が全然違うので、
最近の病院などでも
ほぼ全て、予測式の体温計を使っていますね。
婦人用体温計と普通の体温計の違い
体温計売り場を見ると、
婦人用体温計というものも見かけますね。
男性の方には馴染みのない人もいるでしょう。
簡単に言うと、婦人用体温計は
基礎体温を計るためのものです。
基礎体温を定期的に計ることによって、
生理周期や、排卵のタイミングを
知ることが出来ます。
また、
無排卵、生理不順など、婦人病の早期発見の
手がかりにもなります。
健康的な生活のためにも
自分の基礎体温を知っているのは良いことですね。
話を戻して、
機能的な意味での婦人用体温計と
普通の体温計の違いは
測れる体温の細かさです。
普通の体温計が小数第1位までであるのに対して、
婦人用体温計は第2位まで測れます。
基礎体温の変化は微弱なので、
より細やかな測定が必要なわけです。
基礎体温は
朝目覚めたらそのまま動かずに寝たままで検温
するものなので、
寝る前に体温計を枕元などの
近くに置いておくと良いですね。
最近の体温計
予測式でも結構すごいですが、
検温方法、どこで測るか、
という観点では
もう一つ新しいタイプの体温計が出てきました。
非接触タイプの商品です。
↑どちらも測定時間驚きの1秒。
体温測定のほか、
物体表面の温度を測定する機能もあり、
測定結果をメモリに保存することもできます。
体温計は原初では肌に触れて直接、
時間をかけて測っていました。
それが進化を遂げて、
最初の10秒、20秒くらいだけ触れて測って、
あとは予測でわかるようになりました。
そして今、
もう肌にさえ触れずに
1、2秒で測れます。



めちゃくちゃ
未来感あるね!
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