薬剤師ってすごい

薬剤師

いきなりですが、まず結論から。

薬剤師ってすごい。

いや、全ての薬剤師がそうとは思ってないけど。
↑失礼。

我々登録販売者は、言っても現在では制度上は
資格試験は誰でも受験可能で、
(そんなことは不可能ですが、)
制度上は何の勉強もせずにぶつけ本番でも
試験に合格さえしてしまえば、
資格を取得することは可能で、
そこから2年を経れば
薬剤師又は店舗管理の登録販売者の下で
2年以上の実務経験を積めば
正規の登録販売者として、
ひとりで売り場に立ててしまうわけですが、
薬剤師は現在の制度だとまず、
6年制の大学の薬学部を卒業していて、
その上で
薬剤師の国家試験を合格しなければなりません。

実務の前の勉強期間がとても長いですね。

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病院に行こう

しばらく前の話です。

胸の肋骨のあたりが
めちゃくちゃ痛かったことがあって、
痛いのでテープ剤を貼ったり、
テープ剤でかぶれたので
ローション剤を塗ったり、
補助で併用できる飲む薬も
飲んだりしていたのですよ。

で、それが効いてる時はスーッとして、
痛みがちょっと取れてマシになるんですけど、
結構すぐ効かなくなって、また塗る。
そういうことが1週間ぐらい続いて、
全然治らないので、

これはもう病院に行こう

と思いました。

お医者様の診断

で、結構大きい病院に行って、

はて?これは一体何科になるのだろう

と思って、
病院の総合案内の方で症状を言って聞きました。

そして総合内科の方に案内されて、
そこで診察を受けました。

「肋骨のあたりが痛いんです」と。

で、お医者さんはその部分(患部)を直接見ずに、
CT取ったりイロイロ検査をして、

内部に異常は見られない、神経性の痛み、

肋間神経痛かな

と診断されました。

肋間神経痛は治るのに
時間かかるから注意してね
と。

ロキソニンテープ
ロキソニン
処方されたわけですが、
そこで処方箋をもらって、
病院近くの外部の薬局に薬をもらいに行きました。

薬剤師の所見

そこの薬剤師さん、若い女性の方でしたが、
結構イロイロ聞かれるわけです。

今までどんな薬を飲んでましたか?
とか。

で、テープ剤と塗り薬と飲み薬の一般用医薬品を
使っていたので、その商品名を言うのだけど、
処方箋専門みたいな薬局の薬剤師なのに
商品名言っただけで
(普段接することのない一般用医薬品のことを)
全部ちゃんとわかってて知っていて、
まずそこにちょっと

「おっ(スゲー)」

と思いました。

それでその薬剤師さんが何て言ったかというと
帯状疱疹かもしれないので
患部に
かぶれのようなものが
出てきたら皮膚科の方を
再度受診してください

みたいなことを言われました。  

あるよ!
かぶれあるよ!!💧

で、後日皮膚科の方に行ったら、一発で

「あー、これ帯状疱疹ですね」
と。

「どれくらいですか?
あー、もう一週間くらい?
痛かったでしょう?」


「大体2週間くらいなので
もう山超えてますね」


飲み薬と抗生剤と塗り薬
(ゲンタシン軟膏・医療用医薬品)
処方されました。

で、ちゃんと薬も効いて、
1週間くらいで治りました。

テープ剤を貼ってたことで
薬剤でちょろっとかぶれたと思っていたのが、

実は帯状疱疹でした。

というか、薬剤師様、

なんで患部も見ずに、
問診だけでそんなことまでわかるんだ!?


と本気で尊敬しました。

そして、なんで診断してCTまで取って、
わからなかったのですか、お医者さま?


何故患部を見もしなかったのですか、お医者さま?

デキる薬剤師、ホンモノの薬剤師様は
本当にすごい、という話でした。

薬剤師

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