今回は風邪薬です。
5月に入り、
さすがにそろそろ暖かくなってきましたが、
まだまだ寒い日があったり、
昼暖かくても夜は寒かったり、
季節の変わり目は温度差が激しくて
風邪か流行ったりしますね。
…はい、風邪をひきました
おすすめのかぜ薬
葛根湯。
めちゃくちゃ有名ですね。
寒気がして首や肩がこる。
かぜをひいたかな?
ひいたかも…
という時に、飲むお薬です。
満量処方というのは、
病院に行ってお医者さんが出すのと
同じ量の配合ですよ
ということです。
実は一般用医薬品は、
同じ名前の薬であっても
有効成分の配合量が医療用医薬品より
少ないことも多いのです。
お店の方ではこちらの方も売れています。
葛根湯と風邪薬、
漢方と西洋薬のハイブリッド。
普通に葛根湯と総合感冒薬を両方飲むのは
成分の被りなどもあってまずいのですが、
これはその辺を調整して、
上手く掛け合わせています。
PL顆粒、かぜで病院に行った時に
よく処方されますね。
こちらは、その薬の
同じメーカーから出ている、
お医者さんに出されることが多い風邪薬の
一般用医薬品版です。
パチモンじゃないよ!
糖尿病と甲状腺機能障害の人にも
オススメできる一般用医薬品の風邪薬。
それらの症状の人には、
他の風邪薬は大体
「相談すること」の項目に入っていて、
オススメしません。
また上で書いたように、
配合されている有効成分の量も
医療用医薬品版に比べると
ちょっと少なめです。
↑迷ったらコレ!
風邪の諸症状の緩和に。
僕も風邪をひいたときは大体
いつもコレ買っています。
酸化マグネシウムが
解熱鎮痛成分イブプロフェンの
効果が出るのを早めます。
錠数で2タイプありますが、
風邪は
大体治るまで4日はかかる
と思うので
24錠=4日分の方がオススメです。
値段がちょっと高い
って思われるかもしれませんが、
自分以外でも化粧品コーナーのスタッフが
風邪をひいて、声がヤバい
(出なくなる一歩手前)という時に、
これをオススメして、
次の日か、その次の日あたりには
ウソみたいに治っていたことがありました。
本人もビックリしていたし、
勧めた僕も効きすぎてビックリしました。
↑おい!
酸化マグネシウム
この
酸化マグネシウムが
イブプロフェンの効果が出るのを速める
という構造、
エスエス製薬の特許(?)らしくて、
そういえばイブ関係でしか見たことがないですね。
解熱鎮痛薬のイブクイックシリーズ
などにも使われていますが、
そのジェネリックにあたる対抗商品には
肝心の酸化マグネシウムが使われていません。
胃粘膜を保護するための
代替のマグネシウム系成分が
他に使われていますが、
お店でPOPなどで宣伝するにあたっても
「速く効く」という宣伝文句は使えない、
使用NGというようなことでした。
ジェネリックの場合、販売価格も原価も
本家とは比べ物にならないくらい安くて、
お客さんにもお店にも嬉しい、
Win-Winな関係なのですが、
その安さの理由のひとつに
臨床試験の手間を減らせることにあり、
酸化マグネシウムを使えないので
別成分で補った場合、
同様の効果があるかどうかを
同じレベルで臨床試験しなければならないわけで、
それでは製薬会社としては
ジェネリックの意味がないので
おそらくそういうレベルでの臨床試験は
やってないのではないか
=効果を明示できない、というようなお話でした。
ちなみに、同エスエス製薬の商品、
イブAには有効成分そのまんま一緒の
ジェネリック製品が存在します。
有効成分と添加物
お薬の表記には
有効成分と添加物の
2種類がありますが、
ジェネリック製品は、まんますべて同じ成分
というわけではなく、
一緒なのは有効成分です。
これは有効成分(物質特許)の方が
添加物(製法特許、製剤特許)よりも
先に特許が切れる場合が多いからです。
おすすめのドリンク剤の紹介
風邪をひいてるときは身体の方も精一杯
回復しよう、治そうと頑張るので
栄養やエネルギーを通常時より多く消費します。
そして、風邪の時は食欲がなかったり、
消費するエネルギーが
補給しづらかったりするものです。
なので、そういった時は
ドリンク剤で栄養を補給しましょう。
プラセンタは 胎盤 の意味で、
胎盤には栄養がたっぷりと含まれているので、
人間以外の哺乳類は
大体が出産後に食べるそうです。
プラセントップ液は胎盤から抽出し、
精製したプラセンタエキスに
ビタミンB群などを配合した、滋養強壮剤で、
疲れた時などにも効果を発揮する医薬品です。
風邪で体力が落ちているときには
ピッタリのドリンク剤ですね。
1日1本、初めて飲む人は寝る前にお飲みください。
【第2類医薬品】ビルトンリコレ 30mL×3
[ヘルスケア&ケア用品]
中外医薬生産
- タウリン
- カンゾウエキス
- ニンジンエキス
- ピリドキシン(ビタミンB6)
などが含まれるドリンク剤です。
3本パックで、1日2本飲むタイプです。
こちらで1.5日分になっています。
リーズナブル。
※2020年10月15日追記
現在Amazonでは取り扱っていないようです。
店頭でお求めください。
ジンジャーの名前の通り
ショウガ成分が入っているので
身体を温めます。
他、様々な生薬と
タウリン、ビタミンB2、B6も入った、
こちらも風邪の時などに
オススメのドリンク剤です。
1日1本。
そしてとっておきのコレ。
様々な生薬とビタミンB2、B6が入っているのは
他のドリンク剤も大体そうなんですが、
使われているニンジンエキスが違う。
コウジンエキスと言います。
普通ニンジンと呼ばれているものは高麗人参でも
ハクジンと呼ばれているもので、
皮を剥いで乾燥させたものなのですが、
このコウジンは
皮を残したまま蒸して乾燥させたものです。
高麗人参の最も重要な栄養分は
皮のすぐ内側に含まれていて、
皮を剥ぐと一緒に
その栄養分も取れてしまうので、
こういった皮を残した製法の方が
より多くの栄養分を含んでいるのです。
また、蒸すことでその栄養分も増えるんですね。
一般に高麗人参というと
4年物の根を使われることが多いのですが、
この活参には
6年物の高麗人参が使われています。
じっくりと熟成された6年物の高麗人参は
根の重量も4年物と比べると
2倍ほどにもなり、
当然栄養分もその分豊富になります。
6年物の高麗人参を、皮を残して蒸して製法する。
栄養たっぷりのドリンク剤を、
風邪の回復、肉体疲労時の栄養補給、
滋養強壮にお試しください。
(活参についてはまた、別の記事で書く予定です)
併用について
お店でたまに聞かれるのが
ドリンク剤って
風邪薬と一緒に飲んで大丈夫か?
ということですが、大丈夫です。
むしろ併用してください。
体力の回復も風邪の治りをより早めます。
風邪の薬というのは、
風邪を治すための薬ではなく、
症状を和らげる薬なのです。
じゃあ何が風邪を治すのか、
と言えば、
自身の免疫力・回復力です。
その回復のためのエネルギーを簡易な方法で
補給するのがドリンク剤というわけです。
風邪を治すのに必要なのは
栄養・保温・安静なので、
風邪をひいたときは薬を飲んで症状を和らげて、
栄養を取って回復のエネルギーにし、
あとは暖かい布団で寝る。安静にする。
ゆっくり休んでしっかり治しましょう。
・・・あ、俺か💦
用量用法に
ご注意ください。
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